青コレ!(Tokyo Museum Collection)

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※本ページでご紹介した作品等が常設展示されることを意味するものではありません。展示状況については施設にお問い合わせください。

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アンナ・アトキンス 《ギンシダ、ジャマイカ》 1851-54年頃 サイアノタイプ

アンナ・アトキンス 《ギンシダ、ジャマイカ》 1851-54年頃 サイアノタイプ 東京都写真美術館蔵

植物学者であるアンナ・アトキンス(1799-1871年)は、世界で最初の女性写真家であると考えられています。アトキンスはカメラを使って撮影するのではなく、植物標本のように、印画紙の上に植物や海草を置いて露光することで画像を作りました。太陽で露光した写真は美しい青色をしています。アトキンスは、ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(1800-77年)から写真技術を学び、ジョン・ハーシェル(1792-1871年)からサイアノタイプの技術を習得しました。

★「青写真」の作り方を動画でご紹介しています。

 

平井輝七 《月の夢想》 1938年 ゼラチン・シルバー・プリント

平井輝七 《月の夢想》 1938年 ゼラチン・シルバー・プリント 東京都写真美術館蔵

壁を写した写真の上に、印刷物から切り取ったモチーフを貼り合わせ、手彩色を施した作品です。まるでマグリットのようなシュルレアリストの叙情性、夢幻性が感じられます。大阪の貴金属店の跡取りだった平井は20代の頃から「浪華写真倶楽部」や「丹平写真倶楽部」に所属し、コラージュやモンタージュ、着色などの技法を使った作品を制作して、浪展、丹平展などで作品を発表しました。写真だけでなく油絵や水彩画も描いています。

★「Tokyo Museum Collection」注目のコレクションでも解説しています。

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