都立文化施設が有する収蔵品や、各施設の展覧会・公演等の活動等の文化資源をデジタル化し、記録・保存するとともに、多様な形態での鑑賞体験を提供するプロジェクトです。文化資源のオンライン公開、最先端技術による新しい鑑賞体験の創出とそれに伴う各施設の情報環境整備を一体的に推進し、「誰もが、いつでも、どこでも芸術文化を楽しめる環境」を目指します。
主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
デジタルアーカイブの充実
収蔵資料等をオンライン上で公開するためのシステム構築と資料情報の拡充を図ります。また、収蔵資料のマイグレーションおよび貴重資料のデジタル化を実施します。
Tokyo Museum Collection(ToMuCo)-東京都立博物館・美術館収蔵品検索
東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園
Tokyo Museum Collection(ToMuCo)は、6つの都立ミュージアム (東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都庭園美術館、東京都美術館、江戸東京たてもの園)が収蔵する資料・作品を、横断的に検索できるデータベースです。収蔵品等の3DCGを活用した仮想現実(VR)や拡張現実(AR)コンテンツもご覧いただけます。
https://museumcollection.tokyo



ICT活用新規プログラムの開発
都立文化施設の情報環境整備とデジタルアーカイブの構築を踏まえ、情報通信技術(ICT)を積極的活⽤した新規プログラムの企画開発を行います。
スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博」
東京都江戸東京博物館
スマートフォンアプリ「ハイパー江戸博」は、東京都江戸東京博物館が大規模改修工事のため休館するにあたり、博物館の収蔵品や江戸東京の歴史を楽しく学べるコンテンツとして、2022年から配信を開始したスマートフォン向けアプリシリーズです。これまでに「江戸両国編」「明治銀座編」「日本橋繫昌記 江戸のお金編」「大正ロマン浅草編」が配信され、各作品ではそれぞれ100個の収蔵品を探しながら江戸東京の暮らしや文化、歴史を学ぶことができます。




音楽鑑賞サポートプログラム「音楽をみる、映像をきく、オンラインコンサート」
東京文化会館
音楽鑑賞サポートプログラム「音楽をみる、映像をきく、オンラインコンサート」は、音が聞こえないろう者の方や、聞こえにくい難聴者の方も、ご自宅で音楽を視覚的に体感できるライブ配信コンサートです。世界陸上・デフリンピックが開催される2025年秋に向けて、テクノロジーとクリエイティブを融合し、障害や世代などをこえて誰もが音楽を楽しむことができるコンサートを開催します。
https://www.t-bunka.jp/stage/25792


鑑賞支援Webアプリ「江戸東京たてもの園鑑賞ナビ」
江戸東京たてもの園
鑑賞支援Webアプリケーション「江戸東京たてもの園鑑賞ナビ」は、学芸員と園内を巡るような歴史的建造物のみどころ解説をはじめ、AI音声ガイド機能、現在地を表示するマップモードや歴史的建造物の古写真、昔の道具を解説するARモードを搭載しています。園内散策の利便性を向上させるとともに、より幅広い世代が歴史的建造物に対し興味を抱き、理解を深める機会を創出します。


回転アニメーションWebアプリ「マジカループ」
東京都写真美術館
回転アニメーションウェブアプリ「マジカループ」は、「図工・美術×アニメーション」をテーマに、アニメーションを楽しむ、学ぶための新しいデジタル教材です。「マジカループ」では、19世紀に発明された回転式の映像装置「おどろき盤(フェナキスティスコープ/ヘリオシネグラフ)」の不思議な世界をタブレットやPC、スマートフォンで体験することができます。
https://magicaloop.topmuseum.jp
