当財団が管理運営する都立文化施設やアーツカウンシル東京では、将来の芸術文化を支える専門的人材を育成するため、毎年、インターンとして大学院在学中もしくは修了者等を受け入れています。現場での活動を通して、それぞれの文化施設や運営についてより深く学ぶことができます。
受入先 | 東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京文化会館、東京芸術劇場、アーツカウンシル東京 等 ※休館等により募集しない場合もあります。 |
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受入期間 | 長期(12か月以内)・短期(3か月程度) 月15日上限 |
対象 |
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報酬 | 無償 |
交通費 | 支給 (住居から受入先までの交通費については、1日につき往復1,500円を上限とします。) |
活動内容
美術館・博物館
展覧会および関連プログラムの補助、教育普及補助、資料管理補助、広報補助等

(右)ギャラリートークでの補助作業の様子
劇場・ホール
公演準備および当日対応や広報補助、教育普及補助等
令和7年度の募集状況
東京都現代美術館
募集終了しました。
東京文化会館
募集開始前
インターン修了者の主な就職先
東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京文化会館、東京芸術劇場、アーツカウンシル東京、川崎市岡本太郎美術館、横浜美術館、(公財)びわ湖芸術文化財団、金沢21世紀美術館、慶応義塾大学アートセンター、(株)NHKプロモーション 等
インターン修了者の声
インターンでの経験を活かし、美術館での採用が決まりました。私は学生時代、美術館で働きたいという漠然とした目標がありました。けれども、学芸員の資格の授業では座学や短期間の実習など、美術館の内部で何が行われているのか具体的に分かりませんでした。インターンでは展覧会の企画から開催までや、継続的に行われる作品管理などを行い、美術館の具体的な仕事を理解することが出来ました。様々な仕事をさせて頂くことで美術館の全容を知ることが出来ました。この経験と知識が認められ、美術館の内定を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
東京都写真美術館インターン修了者
外国人留学生の自分が、東京文化会館でインターンシップを通して、日本におけるクラシック音楽聴衆の意見・感想、クラシック音楽ワークショップの可能性、ビジネスメールの書き方、社会人として基本的なマナーなど、色々と学ぶことができました。
その中で、私にとって特に大切なのは、「現場の経験」でした。「現場の経験」とは言え、ゲネプロから撤収までの流れ、お客様との接し方、冊子の置き方、情報共有の大事さなどを含めて、企画運営側として、「なに」をすべきだけじゃなく、「なぜ」それをするのかについて、とても勉強になりました。この経験は、コンサートホールの現場だけではなく、劇場など、様々な「公演」が行われる場所で通じる大事なものです。東京文化会館で色々な公演に関わったおかげで、私が多様な現場で能動的に動けるようになっています。
東京文化会館インターン修了者
注意事項
受入先により、実習開始時期、研修内容等は異なります。詳細は各募集要項をご覧ください。
本件についてのお問い合わせ先
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 企画部 企画課 企画係
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話 03-6256-8430 (土日、祝日を除く平日の午前10時~午後6時)
お問い合わせフォームからも受け付けております。