この冬は、自宅で巣ごもりで過ごすという方は、ぜひおうちでアート&カルチャーを楽しみませんか? 都立美術館・博物館などが制作したおすすめのオンライン・コンテンツをまとめてご紹介します。
STAY HOMEでお過ごしいただけるコンテンツとして、大人気ゲーム『あつまれ どうぶつの森』の世界で自由に飾れる作品画像のマイデザインを江戸博公式ウェブサイトで公開しています。ぜひお楽しみください。
【公開日】「お正月」「江戸のスポーツ」 2020/12/25 (金)
「動物シリーズ 猫」 2021/2/22 (月)
19世紀に起源をもつ原始的なアニメーション装置「おどろき盤」の「体験セット」を用いておうちでアニメーション作品を制作してみませんか? できた作品のカラーコピーまたはスキャンデータをお送りいただければ、東京都写真美術館HPに掲載も!【受付:2021/1/31(日)必着】
「体験セット」のダウンロード⇒ [12/21(月)-2021/1/12(火)]
「体験セット」の対面配布⇒[2021/1/10(日)、1/11(月・祝)]
おうちにいながら家族みんなで楽しく学べる「えらべる まなべる えどまる広場」をたてもの園公式ウェブサイトで公開中!小さなお子様も挑戦できるぬりえや、楽しく学べるクロスワード、歴史的建造物のペーパークラフト、英語を会話形式で学べる「英語deたてもの園」など、新たなコンテンツが続々登場しています。
感染症対策を徹底する中で開催された「ボンクリ・フェス2020」(9/26開催)のスペシャル・コンサートでは、藤倉大さんがリモート演奏を前提とした楽曲「Longing from afar[ライブ版]」を作曲、ロンドンからリモートで演奏に参加しました。その時の演奏が動画が視聴いただけるほか、当日の様子を追った取材リポート、「坂本龍一×藤倉大 スペシャルトークイベント」もあわせてお楽しみいただけます。
楽聖ベートーヴェンの生誕250年を記念してお届けしている「ミーツ・ベートーヴェン・シリーズ」から、日本を代表するジャズ・ピアニスト、山下洋輔の公演(10/16開催)の一部が動画で公開! ピアノの名曲「悲愴」「月光」のほか、不朽のシンフォニー「第九」がどのように山下流にアレンジされたのか、ぜひご覧ください!
5月の開催を延期していました「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2020」の代替プログラムとして、神楽坂のまちと伝統芸能にスポットを当ててご紹介する4本の映像を配信します。
【配信日】 日本語版:2020/12/25~
英語版:2021/1/28~
【配信媒体】 神楽坂まち舞台・大江戸めぐり公式YouTubeチャンネル
現在来日することのできない外国人の方々に向けた新たな試みとして、「オンライン能『船弁慶』-伝説の英雄、日本文化の波動を東京から世界へ-」を英語字幕付きで配信します。演者に近接しての撮影など、映画のような場面作りで、今までにない演能鑑賞体験をお楽しみいただきます。
【配信日】2021/1/29~3/31
【配信媒体】アーツカウンシル東京公式YouTubeチャンネル
オンライン能『船弁慶』特設ページ
インタビュー&解説で、展覧会を深く知る
世界初の大規模回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」担当学芸員と、評伝『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』著者の河尻亨一氏が、石岡瑛子との出会いやインタビューの裏話、展覧会の見どころ等を語ったトークセッション『石岡瑛子を語りつくす』の動画を公開中!
「MOTアニュアル2020 透明な力たち」展から、自然や生命をテーマに作品制作する清水陽子と担当学芸員によるオンライントーク『地球から宇宙へと広がるバイオアート』(11/23開催)のほか、出品作家が[作品を作る時の着想点]を語るインタビュー動画を公開中!【アーティスト】片岡純也+岩竹理恵、清水陽子、中島佑太、Goh Uozumi、久保ガエタン
タイと日本を往還しながら、アジア各地の人々の暮らしや表情、風土や自然、社会にレンズを向け、1996年には第21回木村伊兵衛写真賞に輝いた写真家、瀬戸正人。デビュー作から最新作まで各時代の代表作を紹介する個展「瀬戸正人 記憶の地図」に合わせて、これまでの作品制作をふりかえりながら、制作の裏側や展覧会の見どころ等を語っています。
2017年より開始したシリーズ「上野アーティストプロジェクト」の第4弾「読み、味わう現代の書」では、長年にわたり、かなや近代詩文書を発表し、昭和から令和にいたる激動の時代を生きてきた5人の作家の作品を紹介しています。「書」は難しそうだなと思っている方にもわかりやすく、学芸員が作品解説していますので、展覧会とともにぜひ動画をご覧ください!
江戸東京博物館公式YouTubeチャンネルでは、所蔵コレクションから学芸員おすすめの資料を詳しく解説する動画を順次公開しています。人気の動く模型「銀座煉瓦街」「ニコライ堂」や、1930年代にタクシーとして使われていた「A型フォード」、調度品にあしらわれた文様に注目した「天璋院 篤姫ゆかりの品物」などの解説がご覧いただけます。
関東大震災の復興計画の一環として1928年に建てられ、職業訓練校や教育庁庁舎等として使用されていたTOKAS本郷の建物。実際に館内を歩き回るように、歴史や建築当時のデザインの名残り、アートセンターとなった2001年改修時のみどころなどがわかる「TOKAS本郷建物ガイド」の3DVRがこのたび完成しました。ぜひご覧ください!
美術館にはどんなお仕事があるか知っていますか? 動画シリーズ「わたしのイチオシ」では、展覧会をつくる人、作品や建物を守る人、お庭をきれいにする人、お客さんをご案内する人など、東京都庭園美術館で働く様々なスタッフが、自分の好きな場所やみなさんにおすすめしたいものを紹介しています。
照明や音響などを担当する、東京芸術劇場の舞台技術スタッフが、“裏方目線”で劇場の舞台裏をご案内します。客席からは見えない秘密の舞台裏へ、いざ潜入!
・劇場案内<裏方目線> vol.1 シアターイースト、 vol.2 シアターウエスト、vol.3 コンサートホール① 、vol.4 コンサートホール②、vol.5 プレイハウス編①、vol.6 プレイハウス編②、
2021年1月26日、社会包摂につながるアート活動のためのフォーラム「コロナ禍に社会包摂アート活動を考える」をオンラインで開催いたします。東京文化会館、東京都美術館、東京都現代美術館のオンライン/オフラインの事例から、社会包摂につながるアート活動を実施していくための課題とヒント、ポスト・コロナ社会における文化施設の使命について考えます。2021年1月22日(金)24:00までお申込み受付中。
アート・芸術文化が今、必要な理由は何か。様々な葛藤や想いを抱えているアーティストたち自身の声を通して、このテーマを広く問いかけたいと考え、インタビュームービーを企画・制作しました。 いとうせいこうさん、近藤良平さん、野村萬斎さん、のんさん、日比野克彦さん(※五十音順)という各分野を代表するアーティスト・文化人の方々に出演いただき、東京のアートについて、それぞれが考えや想いを語ります。
“違い”を超えた出会いで表現を生み出すアートプロジェクト「TURN」。2020年11月29日にオンラインで開催した「第12回TURNミーティング」では、「ろう文化」をテーマに、コミュニケーションの様々な表現の仕方について思考を深めました。TURN監修者の日比野克彦が、手の感覚をもとに描いた「触画(しょくが)」を通して、新しい知覚と表現の世界に出会う試みも行われました。
20代までの舞台芸術の人材を対象としたスタディグループ「Young Farmers Camp」。2020年9月から、劇作家・演出家、俳優、ダンサー、劇場職員などのメンバーがオンライン上で交流し、『画面と想像』をテーマにオンラインでできる事、オフラインでしか分からない事、コロナ禍で浮き彫りになった地方と東京の地域差についてディスカッションを重ねてきました。デジタルネイティブ世代である20代の表現に携わる者たちが、10/24に開催したオープン・ディスカッションを配信します。