東京都現代美術館では、2020年1月7日(火)~2月16日(日)まで「東京2020公式アートポスター展」が開催されています。
今回初披露された公式アートポスター20点は、漫画家の荒木飛呂彦や浦沢直樹、画家の大竹伸朗や山口晃、写真家・映画監督の蜷川実花など、多彩なジャンルで活躍するアーティスト19組が「オリンピック」または「パラリンピック」をテーマに制作したもので、東京2020大会のポスターとして機運醸成に活用されます。
美術館の長さ100mを超えるエントランスホールを会場に、大会のエンブレムを構成する四角形をイメージしたモチーフを立体的に設置し、その枠の中に各アーティストのポスターを展示するユニークな展示空間となっており、どなたでも無料でご覧いただけます。
大会まで200日前となった2020 年1月6日には、オープニングセレモニーが開催され、ポスターを制作したアーティストたちがそれぞれの作品に込めた思いなどを語りました。
『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦さんは、「スポーツの神々が日本に舞い降りるというイメージで描きました」と葛飾北斎『神奈川沖浪裏』の構図をモチーフにした作品を披露。
蜷川実花さんは、「パラスポーツ選手だけに特化したフリーペーパーで何人もパラの選手を撮らせていただいていて、精神的にも肉体的にもまっすぐ立って本当に美しくて、いつもその強さに魅了されています。それをポスターにできればと思いました。」
「東京2020公式アートポスター展」でご覧いただけるアーティストは下記のとおり。公式ウェブサイトでは、20作品すべての作品画像をアーティストのコメントとともにご覧いただけます。
また、2020年1月25日(土)と26日(日)には、アーティストによるトークショーも開催されます。ぜひお越しください。
東京2020公式アートポスター展
浦沢 直樹(漫画家)、大竹 伸朗(画家)、大原 大次郎(グラフィックデザイナー)、金澤 翔子(書家)、鴻池 朋子(アーティスト)、佐藤 卓(グラフィックデザイナー)、野老 朝雄(美術家)、ホンマタカシ(写真家)、テセウス・チャン(アートディレクター)、クリス・オフィリ(アーティスト)、ヴィヴィアン・サッセン(写真家)、フィリップ・ワイズベッカー(アーティスト)
荒木 飛呂彦(漫画家)、柿沼 康二(書家)、GOO CHOKI PAR(グラフィックデザイナー)、新木 友行(アーティスト)、野老 朝雄(美術家)、蜷川 実花(写真家・映画監督)、森 千裕(美術家)、山口 晃(画家)
【日時】2020年1月25日(土)14:00~15:00(開場13:30~)
2020年1月26日(日)14:00~15:30 15:00(開場13:30~)
→1月26日(日)の時間が、14:00~15:00に変更になりました。
【会場】東京都現代美術館 B2F講堂(東京都江東区三好4-1-1)
【登壇者】2020年1月25日(土)山口 晃
2020年1月26日(日)佐藤 卓、野老 朝雄
→登壇者のやむを得ない事情により、野老朝雄氏のみのご講演に変更となりました。申し訳ございませんが、ご了承ください。
【観覧方法】当日10:00の開館より、1階インフォメーションカウンターにて整理券を配布。(混雑状況によって配布場所が変更となる場合がございます。)
【参加費】無料
【定員】各日 150 名様
※登壇者は予告なしに変更する場合がございます。予めご了承ください。
詳細は、「東京2020公式アートポスター展」公式ウェブサイトでご確認ください。