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日本橋を風呂敷で彩る「FUROSHIKI TOKYO展」開催中!(11/4まで)

日本橋の象徴『日本橋三越 ライオン像』も風呂敷で装飾

 

駅構内が華やかな風呂敷に包まれる

2019年10月11日(金)~11月4日(月・振休)にかけて、江戸文化の発信地でもある日本橋エリアで、風呂敷をテーマにしたイベント、NIHONBASHI MEGURU FES「FUROSHIKI TOKYO展」を開催しています。

 

メイン会場は、東京メトロ「三越前」駅の構内にある、「江戸桜通り地下歩道」。通勤や買い物などで多くの人が行き交う通路の一角が、紅白の唐草模様に一変、風呂敷が賑やかに展示されています。

 

左:紅白の唐草模様で装飾された展示空間 右:中央には体験コーナーがある

 

ここに並んでいる風呂敷は、2018年秋、東京都とパリ市の文化交流事業「パリ東京文化タンデム 2018」の一環「FUROSHIKI  PARIS」で展示されたものと同じ、日仏アーティスト等のデザインによるオリジナルの作品。ここでは、1回の展示替えを挟んで、香取慎吾さん・北野武さん・草間彌生さんなど、24名のアーティスト等の作品を観ることができます。

 

左:作品展示の様子。中央は草間彌生さん、右は北野武さんの作品 右:実際に包んだ様子も紹介

 

これらの作品は、世界へ発信した風呂敷の魅力を、改めてここ日本で伝える「FUROSHIKI TOKYO展」として、六本木アートナイト2019(2019年5月25・26日)東京都江戸東京博物館(2019723日~825日)江戸東京たてもの園(2019年723日~929日)などでも披露してきましたが、今回はアーティスト等の作品展示に加えて、「FUROSHIKI PARIS」のパビリオンのVRや、様々な風呂敷の包み方の展示紹介、体験コーナーなどが用意されています。

「風呂敷体験コーナー」では、パネルやタブレット端末の映像をご覧いただきながら、風呂敷を手に取ってみたり、実際に包んだりしながら、風呂敷のことをもう一歩深く知ることができるコーナーになっています。
さらに、土・日・祝日限定で開催する「ワークショップ・デモンストレーション」では、日本風呂敷協会の講師による風呂敷の包み方のレクチャーも(希望者が多い場合は整理券を配布します)。

 

 

左:体験コーナーでは5通りの包み方をご紹介 右:動画を見ながらそれぞれの包み方を試せます

 

 

街に点在するモニュメントインスタレーションも見どころ!

街全体への広がりも、このイベントのポイントです。メイン会場を楽しんだら、パンフレットを手に取って、ぜひ日本橋の街を歩いてみましょう!

 

左:パンフレットに掲載のモニュメントインスタレーションのマップ  右:存在感たっぷりのライオン像のモニュメント

 

パンフレットのマップを参考に探してみると、三越のライオン像にはじまり、「日本橋とやま館」や「にほんばし島根館」などアンテナショップの店内や、街中の銅像など14カ所で、モニュメントたちが思い思いに風呂敷をまとっています。

例えば、米俵のディスプレイが風呂敷にくるまれていたり、マスコットの頭上にフルーツが入っていそうなまあるい風呂敷包みがちょこんと置かれていたり・・・意外な場所で、かわいらしくユニークなモニュメントたちに出会えます。

 

左:米俵のディスプレイにも風呂敷  右:マスコットの頭上にご注目

 

もう1つのお楽しみとして、モニュメントインスタレーションのAR画像もご用意しています。スマートフォンのQRコードの読み取り機能でバーコードをスキャンするだけで、紅白の唐草模様の風呂敷包みが、画面上に現れます。

日本橋の麒麟像にこの画像を当ててみると、麒麟像が風呂敷をくわえているような、立体的な写真を撮ることができたりと、アイデア次第でオリジナルの1枚を作成していただけます。

 

左:AR画像を麒麟像にあててみる 右:クイズラリーとスタンプラリーの紹介

 

また、街なかのスポットで、風呂敷にちなんだスタンプラリーとクイズを設置してあり、参加するとメイン会場で風呂敷のプレゼントがもらえる、お得な企画もあります(ワークショップに着席してご参加いただいた方、全モニュメントインスタレーションと江戸桜通り地下歩道の会場を写真撮影しInstagramでご投稿いただいた方も対象となります)。

とても広いエリアですが、これを楽しみに、ぜひ街を巡ってみてください!

 

 

もう1つ、プレゼントのお知らせです。
2020年に向けて展開している「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の文化プログラムに参加した写真を、期間中の土・日・祝日に「FUROSHIKI TOKYO 展」のメイン会場にお持ちいただくと、スマホリングをプレゼントしています(1日先着50名様)。スマホリングをゲットするための詳細は、こちらでご確認ください。

 

左:土日祝日限定でプレゼントしているスマホリング 右:メイン会場でお声がけください

 

最後に、「FUROSHIKI TOKYO展」は、日本橋の魅力を発信するイベント「NIHONBASHI MEGURU FES」(927日~1120日)のプログラムの1つとして行われており、日本橋エリアでは、「FUROSHIKI TOKYO 展」以外にも、『めぐるのれん展』や『Nihonbashi Light Cruise』などの催しも多数行われています。日本橋のお近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

 

駅の通路にずらりと並ぶのれんも圧巻

 

 

NIHONBASHI MEGURU FES 「FUROSHIKI TOKYO 展」

 

【日時】2019年10月11日(金)~11月4日(月・振休)10:00~19:00
【会場】江戸桜通り地下歩道(東京都中央区日本橋室町2-1-1)、日本橋周辺
【主催】東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団、名橋「日本橋保存会」、(一社)日本橋室町エリアマネジメント、日本橋文化交流フェスティバル実行委員会
【後援】中央区、中央区観光協会