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Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture -Recruit-Tokyo Metropolitan Foundation for History and Culture -Recruit-

Interview職員紹介

財団総務部 佐藤健太郎

東京文化会館

西岡美咲 NISHIOKA MISAKI

事業企画課営業推進係 主事 / 2018年入団
固有正規職員 /事務職

※2021年当時

入団のきっかけについて
教えてください

著名な音楽家の方が、
当たり前のように
やってきます。

大学でアートマネジメントを学んでいたのですが、そこで、公共で芸術文化を扱う仕事を知り、公立の文化施設で働いてみたいと思いました。卒業後は別の文化施設で働いていましたが、歴史や伝統もあり、出演者やそこに携わる人も一流の東京文化会館で働いてみたい、東京で先進的な文化施策に携わりたいという想いが強くなり、東京文化会館の募集に応募しました。わかってはいましたが改めて感動しましたね。楽屋からステージまでの通路の壁一面に世界の一流音楽家のサインが書かれていたり、著名な方が当たり前のように公演にやって来ますから。

今の仕事内容について
教えてください

演者が
この場所でやりたいことを
実現するためのサポートを。

東京文化会館には大ホールと小ホールという2つのホールがあるのですが、私は小ホールの貸館業務担当として、利用が決まった方の本番までの打ち合わせや準備を担当しています。舞台上でどのような公演をするのか、そのためにはイスや譜面台、その他備品はどんなものが必要か。公演当日までに一つひとつ確認して手配すると同時に、当日動いていただく館の関係部署や舞台スタッフやレセプショニストといった委託業者への連絡などをスムーズにすることで、演者が舞台上でやりたいことを安全に実現するためのサポートをしているんです。

今の仕事内容について教えてください

仕事をする上で
気を付けていることは?

私には毎日の仕事でも、
相手にとっては
一生に一度かもしれない。

小ホールでの公演は年間300以上。毎日のように公演が行われているので業務に追われてしまうこともあります。でも、絶対にルーティンワークになってはいけない。演者にとっては年に1度の大事な公演かもしれないし、もしかしたら一生に一度の舞台かもしれない。それは、公演を見に来るお客様にとっても同様です。東京文化会館はクラシック音楽の殿堂。「憧れの舞台で公演できて嬉しい」「この場所で演奏を聴けて幸せ」という声を聞くたびに、「私は素晴らしい場所で働けているんだ」「この場所に見合う仕事をしなければ」と気が引き締まります。

入団して知った
財団の意外な事実は?

東京文化会館以外にも
広がっている
キャリアの可能性。

いろんな芸術文化の分野を取り扱っているからこそ、美術館や博物館にも異動できる可能性がある。そのことは、入団して初めて知りました。今、営業推進係で一緒に働いている方も、もともとは美術館で働かれていたんです。そうやってキャリアの幅を広げている人を目の当たりにすると、自分でもチャレンジしたい気持ちが湧いてくる。新しい業務への不安はありますが、音楽に限らずさまざまな芸術文化に携わりたいという想いがあったので、せっかくここまで幅広い分野を取り扱っている組織で働いているのだから、フィールドは活かしていきたいですね。

これからの目標について
教えてください

財団のどのフィールドでも
活躍できる人材に。

最初は常勤契約職員として採用されたんですが、入団して3年目のときに雇用転換選考を受けて、4年目からは正規職員として働いています。長期的な目標ではありますが、せっかく異動もある正規職員になれたので、先ほど話した通り東京文化会館だけじゃなく別の館でも経験を積みたいですし、まったく別ジャンルの業務も経験してみたい。今はホールの貸館業務を担当していますが、経理や管理、総務部の仕事にも興味があります。財団職員としてさまざまな場所で多くの経験を積み、多彩なスキルを身に付けて、どこでも活躍できる人材をめざしたいと思います。

これからの目標について教えてください

※取材時に限り、マスクを外しています。

上司から見た西岡さん

東京文化会館に
無くてはならない存在です。

配属当初はわからないことや迷うことも多かったと思いますが、先輩や上司に積極的に質問し、一つひとつ丁寧に確認しながら経験を積むことで、ハイスピードで成長してくれました。その姿勢や行動が、お客様や関係スタッフからの信頼につながり、今では職場になくてはならない存在です。今後も持ち前の誠実さや粘り強さを活かしながら、幅広い分野で経験を積み、スキルを磨き、広い視野から適切な判断と実行ができる人材になってほしいですね。体調管理には十分気を配りながら、仕事をうまく組み合わせて自分なりの素晴らしい人生を歩んでいってほしいと思います。

東京文化会館 営業推進担当課長 
大橋昭則