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【展覧会レビュー】「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」世田谷文学館

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今回は世田谷文学館で行われている「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」をご紹介いたします。
※この展覧会は、すでに終了しています。


京王線芦花公園駅南口から徒歩5分のところに、世田谷文学館はあります。


岡崎京子は「pink」「リバーズ・エッジ」「ヘルタースケルター」などの作品で知られ、1980~90年代を象徴するマンガ家です。1996年、不慮の事故により活動を休止したあとも、未刊作品の出版や復刊が相次ぎ、2012年には「ヘルタースケルター」が映画化されるなど今も新たな読者を獲得し続けています。
本展は岡崎京子の初めての大規模な展覧会となります。


入り口を入って、階段を上り、2階の企画展展示室入口へ。

会場構成はほぼ年代順になっています。
Prologue:オンナノコ考現学
SCENE1:東京ガールズ、ブラボー!!
SCENE2:愛と資本主義
SCENE3:平坦な戦場
SCENE4:女のケモノ道

公式カタログのアートディレクションも手掛けた、デザイナー祖父江慎氏による会場構成も見どころのひとつ。


入口すぐには年譜と初期の水彩画などを展示。

その奥には、おなじみの単行本が勢ぞろいしていたり、挿画本なども時代を感じさせてくれます。

「東京ガールズブラボー」
作品から切り取られたことばが突き刺さる、そんな展示にすぐに心をつかまれます。



「pink」
そして、原画を間近に見ながらながら展示を見進めていくうちに、気持ちの高ぶりを感じずにはいられません。
今回の展覧会には300点以上原画が展示されています。
やはり原画の力には圧倒されます。

雑誌の記事や連載などの展示も楽しく、ついついじっくり読み込んでしまいます。

「リバーズエッジ」
黒い壁に囲まれて暗く演出された一角。「リバーズエッジ」の世界観に自然に引き込まれます。

「ヘルタースケルター」
原画の展示以外に、映画で使われた衣装などの展示もあります。

最後のコーナーには、映画のパンフレット、フライヤー、Tシャツなどの展示もあり、岡崎京子による仕事を多角的に見ることができます。

展示の終わり付近には撮影コーナーも設けられています。
そして、「TO BE CONTINUED」の文字が印象的です。

また、最後にはファンに向けてのひとつのサプライズも用意されているので、岡崎京子のファンの方も、この展覧会をきっかけに興味を持たれた方も、ぜひ確かめに訪れてみてください。

世田谷文学館の方のお話によると、「土・日の午後3時頃が一番混雑します。土日であれば午前中、又は平日のご観覧がおすすめです。」とのことです。


400ページにおよぶ公式カタログは会場および一般書店でも発売されています。(2,300円税別)
多数の原画や単行本未収録作品の掲載、小沢健二、よしもとばなならによるエッセイや、桜沢エリカ×安野モヨコ×しまおまほによる鼎談の収録等々、こちらも見逃せない充実の内容となっています。

※このブログ記事は、2015年3月に掲載されたものです。

会場:世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/

「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」
※この展覧会は、すでに終了しています。
会期:2015年1月24日(土)~3月31日(火)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般800円、65歳以上高大生600円、小中生300円

ぐるっとパスは割引券としてご利用いただけますので、640円(一般料金の160円引)で入場できます。

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