ぐるっとパス 活用ブログ

【ぐるっとパスを持って出掛けよう】目黒区美術館

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今回は、目黒駅から徒歩10分ほどのところにある目黒区美術館をご紹介します。

権之助坂下から目黒新橋で目黒川を渡ってすぐ、この看板が目にとまります。この看板を目印に右へ曲がり、しばらく歩き、途中看板に導かれながら、区民センターの敷地内を歩いていくと目黒区美術館の前にたどりつきます。

ふたつの時代 所蔵作品でたどる「パリの日本人」第一部 フジタのいる街角 巴里の誘惑、1910~30年代
会期:2014年10月25日(土)~12月7日(日)
※この展覧会は、すでに終了しています。

私が取材にうかがった11月初旬には、上記の展覧会が開催中でした。会期は12月7日(日)までです。
この展覧会は目黒区美術館のコレクションによるもので、「パリの日本人」をテーマとした二部構成のものです。

第一部は、第一次世界大戦前夜の1910年頃~1940年頃までパリに滞在した日本人画家を、その作品と周辺資料により紹介します。
また、「フジタのいる街角」とサブタイトルにあるように藤田嗣治とその周辺人物にも焦点をあてています。

第二部のふたつの時代ー所蔵品でたどる「パリの日本人」 第二部 戦後世代の横顔ーパリの革新、1950~60年代+〔秋岡芳夫全集3〕は2015年2月14日(土)~3月22日(日)に開催されます。


入口を入るとすぐ受付カウンターがあり、ぐるっとパスはこちらで買うことができます。すでに使い始めている方も、こちらで受付となります。カウンターにはぐるっとパスの見本もあり、実際に手にとって吟味した上で、買うこともできます。初めてぐるっとパスに出会う方にはうれしいサービスですね。


展示室は2階なのでこちらの階段を上がっていきます。
目黒区美術館には常設展示はなく、企画展を開催する美術館ですので、今回は開催中の展覧会の展示風景をご紹介します。


階段を上ると、右手に第1室、その奥に第2室があります。
第1室は藤田がパリに到着する1913年以前にパリに赴いていた作家たちを取り上げています。
第2室は藤田の作品とその周辺の画家たちを展示しています。


左手には第3室。
第3室では1920年代から1930年代にパリにいた多くの作家たちを一挙に概観する展示となっています。


第2室には藤田がデザインしたテーブルと、その奥には本人が使用していたトランクが展示されていて大変興味深く拝見しました。


第3室で印象的だったのは、吹き抜けのところの大きな壁面を使った展示。当時のパリのサロンの絵を2段に展示する方法を取り入れているとのこと。

見終えた後、かなり見ごたえのある展覧会だという感想を抱きました。目黒区美術館が収集してきた海外の日本人画家たちの生活を伝える周辺資料の展示もこの展覧会に深みと広がりを与えているように感じられました。

第二部の開催も心待ちにしたいと思います。


展覧会鑑賞後のお楽しみ、ミュージアムグッズは1階受付カウンターのならびに。


入口と反対側、向かって左にはラウンジが。13時~16時の間は喫茶室として営業していますが、その時間帯以外はラウンジとして無料で利用できます。

喫茶タイムのメニューはこんな感じ。個人的には、セットメニューのドリンクとクッキーのセット350円がお得感ありで気になります。
(2014年11月現在)

ラウンジの中は壁一面の大きなガラス窓に囲まれ、素敵な雰囲気。
こちらでの鑑賞後のカフェタイムを過ごすのもよさそうです。

ぐるっとパスのポスターも掲示されています。

目黒区美術館では年に4回ほど企画展を行っています。
近・現代の国内の作家のコレクションによる作品展のほか、海外の作家の展覧会や、意欲的な企画展が行われるので個人的にも注目度の高い美術館です。企画展を開催していない時期もありますので目黒区美術館のHPをご確認のうえで訪ねてみてください。

※展示室内の画像は美術館の方の許可を得て、特別に撮影させていただいたものです。
※このブログ記事は、2014年11月に掲載されたものです。

目黒区美術館
http://mmat.jp/
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)、年末年始(12 月28 日~1 月4 日)、展示替期間

目黒区美術館には、ぐるっとパスで入場できます。

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