2023/11/11 (土) − 2023/12/24 (日)
力石 咲はこれまで、ものや人、まちとの「つながり」に関心を注ぎ、編むことをコミュニケーションのメディアとした作品を多く手がけてきました。しかし、近年の不確実な世界情勢を目の当たりにして、自己を多くの他者へと開くことから、ふたたび自分自身と関わることへと立ち戻り、異なるつながり方を見出そうとします。
「この世界に糸と自分だけになったら、どうやって生き延びるか」。これは、力石が新たに掲げるテーマです。力石にとって、繊維はもはや単なる作品の材料ではなく、なじみ深く、自らの生存をも確実に支えるものといえます。糸はどんなときも力石の手にあり、たしかにここにある術なのです。
本プログラムでは、このテーマのもと、力石が時には来場者と交わりながら、「残糸」を用いて作品を制作し、その展示を行います。
「この世界に糸と自分だけになる」ことを、まず一緒に想像することから始め、繊維がつむぐ自分や他者、世界とのつながりを見つけてみませんか。
【滞在制作】2023年11月11日(土)- 12月14日(木)
【展示】2023年12月16日(土)- 12月24日(日)
開催概要
スケジュール | 2023/11/11 (土) − 2023/12/24 (日) |
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会場 | 東京都渋谷公園通りギャラリー |
開館時間 ・休館日 | 公式サイトでご確認ください |
アクセス |
JR、東急東横線・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線 渋谷駅ハチ公口より徒歩8分 |
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