2019/11/15 (金) − 2019/11/17 (日)
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)レジデンシーでは、アート、デザイン、建築、キュレーションといった創造的分野で活躍する世界中のクリエーターが来日し、滞在制作やリサーチ活動が行われています。 オープン・スタジオでは、普段はなかなか見ることのできないクリエーターの制作やリサーチ活動について展示・公開し、作家による解説やゲストを招いてのトークを行います。
7名が参加する今回は、11月16日(土)に滞在中の5名のクリエーターが自身の作品や東京での制作、リサーチ活動について発表します。11月17日(日)にはゲストの加藤有希子氏(埼玉大学基盤教育研究センター准教授)によるスペシャルトーク「この世の毒とアーティストの使命――マイルド化する社会で」を開催します。世界は相対的に見て、かつてより平和になりつつあり、先進国の一つである日本では近年犯罪や飢餓で死ぬ人は減少し、女性や性的マイノリティの人権なども認められるようになってきました。しかし一方で、物事の裏側ではヘイトスピーチ、炎上、自殺、精神疾患といった、様々な「毒」が満ちています。何不自由ない世界で私たちはなぜ幸せになれないのか、この世界における「毒」の役割とは何か。アートや社会現象の分析からこれらの問いに答え、行き詰った世の中でアーティストが果たすべき役割を探究します。
また、11月16日(土)、17日(日) には前回に引き続きギャラリー・ツアーを開催し、スタッフが各クリエーターのスペースにて滞在中の活動や展示作品の見どころについて日本語で紹介します。 オープン・スタジオに初めて来られる方、普段アートに接する機会をなかなか持てない方、学生の方など、ぜひお気軽にご参加ください。
【参加クリエイター】
<国内クリエーター制作交流プログラム>
大坪 晶(日本|写真、映像)
しまうちみか(日本|彫刻、ドローイング)
<二国間交流事業プログラム>
カティ・ホファー(オーストリア|ミクストメディア、リサーチ)
ノーラ・レートヴォーリ(フィンランド|写真、ミクストメディア)
フロリアン・ノイフェルト(ドイツ|彫刻、インスタレーション) ※展示のみ
<芸術文化・国際機関推薦プログラム>
クロエ・デランヘ(ベルギー|映像、写真)
エミリア・ティッカ(フィンランド、ドイツ|映像、デザイン)※展示のみ
※入場無料
開催概要
スケジュール | 2019/11/15 (金) − 2019/11/17 (日) |
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会場 | トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー |
開館時間 ・休館日 | 公式サイトでご確認ください。 |
アクセス |
都営地下鉄新宿線菊川駅A1出口より徒歩9分 都営地下鉄新宿線・大江戸線森下駅A5出口より徒歩11分 JR総武線両国駅東口/都営地下鉄大江戸線両国駅A5出口より徒歩15分 |