東京都現代美術館 N.M
組織がスムーズに進む
潤滑油のような存在になりたい
管理課 管理係 主事/2024年入団
常勤契約職員/事務

Q1 今の仕事内容について教えてください
何でもやってみたい自分にぴったりの仕事です。
展覧会入場者数の集計やお客様からの電話・メール対応、職員の勤怠管理などを担当しています。ただし、私が所属している管理係では学芸部門や経理業務以外の全般を引き受けるので、対応する業務は多岐に渡ります。その分、様々な部門の職員やスタッフと話す機会も多く、コミュニケーション能力が重要です。仕事がとても幅広いので、どんなことでもやってみたいという私にはぴったりです。
Q2 入団のきっかけは何でしたか?

「こんな素敵な人たちと働きたい」
初めて譲れない気持ちが生まれた。
当初は今の職場で人材派遣職員として働いていました。実はそれまで、働く場所にはあまりこだわりがなくて。派遣先を選ぶときも「美術館の仕事って楽しそう!」という軽い気持ちで応募したんです。ところが実際に働いてみると、一人ひとりの職員がまさにスペシャリスト。知識や経験が豊富で、かつプロフェッショナルとして意識が高い素敵な方ばかり。「こういう人たちとずっと一緒に働いてみたい」と思ったとき、ちょうど職員募集があったので応募をしました。少数精鋭で働いているのでお互いに支え合う土壌がありますし、仕事で力を貸してもらえるのはありがたいなと思う毎日です。自分も先輩職員を支えることで、現代美術館の素晴らしい展覧会の一助になっていると感じます。職場の雰囲気もアットホームで、同僚とランチに行くことも多いですよ。
Q3 いわゆるオフィス事務と美術館の事務のお仕事にはどんな違いがありますか?
よりよい美術館運営に向けて
お客様と美術館を繋ぐ。
事務というと座り仕事をイメージされるかもしれませんが、現場に飛んで行ってトラブル対応をすることもあれば、お客様のお声を聞きに向かうこともあるので、実際はとてもアクティブ(笑)。内覧会のお手伝いや、施設の撮影・貸出の立ち会いをすることも多いです。以前は販売員の仕事をしていたこともあり、お客様の声を直に聞ける今の仕事はとても楽しいですね。年に一度、地域のお祭りに広報係や教育普及係職員と一緒に管理係職員も全員で協力しているのですが、当館に興味を持ってくださる方とお話しできるのは貴重な機会です。
お客様と美術館を繋ぎ、よりよい美術館運営が出来るよう、できることにはすべて尽力する気持ちで取り組んでいます。
Q4 仕事で心がけていることは何ですか?
コミュニケーションを取り
声をかけ合うようにしています。
人と人の潤滑油になることです。一つの課や係で完結できる業務は少なく、常に他部署と連携して仕事を前に進める必要があります。他の職員と日頃からコミュニケーションを取り、声をかけ合うことはとても重要。私自身も、当たり前のことですが、挨拶は欠かさずに心がけ、顔を覚えてもらうようにしていますし、どんどん声をかけて皆さんの潤滑油のような存在になれたらと思っています。また私は、これまで様々な仕事を経験してきましたが、それが新しい“風”として歓迎され、積極性を評価してもらえる環境。とても楽しく仕事ができているなと感じます。

Q5 これからやってみたいことは何ですか?
経験を積んで
事務のスペシャリストになりたい
現在所属する部署のメンバーは、財団で長く働いてきて知識や経験が豊富な方ばかり。その方たちの後継者になれるよう、美術館運営に必要な資格を取得したり、研修を積極的に受けたりしてスキルアップしていきたいです。事務としてできることはすべて経験し、いつか自分もスペシャリストになりたいと思っています。雇用転換試験も受け、他館にも異動してみたいし、経理も学んでみたい。財団の仕事はどんな仕事であれ、文化に携わることができるものです。常に緊張感とやりがいを持って働き続けたいと思っています。
