イベント情報

記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18

  • 東京都写真美術館
  • twitter(別ウィンドウで開く)
  • facebook(別ウィンドウで開く)

2021/11/06 (土) − 2022/01/23 (日)

 

東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として「日本の新進作家」展を2002年より開催しています。 18回目となる本展では「記憶は地に沁み、風を越え」をテーマとして、私たちの身体と土地、風景、 そしてその記憶との関わり合いについて、多様なアプローチで追求する作家5組6名の写真・映像表現を紹介します。

 

グローバル化とボーダレス化のあり方が変容し続ける社会にあっても、歴史、風習、伝承など、それぞれの地域や土地特有の記憶は様々な形で遺り続け、そこには多様な価値観が存在します。しかしながら一方で、私たちの想いは、ときに風のような軽快さをもってあらゆる境界を越え、他者と向き合う方法を見出してくれます。居続けることと移動とを繰り返してきた人類の歴史の中で、今、私たちはどのように土地・風景と対話し、他者とどのように関わることができるでしょうか?

デジタルとアナログのハイブリッドによって、風景・イメージの多層的なレイヤーを作り出す吉田志穂。自身のパフォーマンスによる映像を通して、風景と個人の関係を探る潘逸舟。自然災害とそこに暮らす人々、そしてその伝承・語りを作品化する小森はるか+瀬尾夏美。10年以上にわたりアイヌの人々を撮影し、民族という類型化に疑問を投げかける池田宏。馴染みのない地域で、言語を越えて、身体と無意識の関係性を追求する山元彩香。これらの作家たちによる表現を通して、私たちの生きる現在を考える上で、ひとつの手がかりを与えてくれるかもしれません。

 

【出品作家】
吉田志穂、潘逸舟、小森はるか+瀬尾夏美、池田宏、山元彩香[5組6名]

 

※※1/2(日)1/3(月)は無料。開館記念日のため1/21(金)は無料。

開催概要

スケジュール 2021/11/06 (土) − 2022/01/23 (日)
会場 東京都写真美術館
開館時間 ・休館日

公式サイトでご確認ください。
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12/28-1/4、ただし1/2、1/3は臨時開館)

アクセス

JR恵比寿駅東口より徒歩7分、 東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩10分

施設のご案内

イベント情報に戻る