2021/10/22 (金) − 2021/10/24 (日)
身体で言葉を掬いとり、織りなす老娼婦の時間
マーラーの全交響曲を振付するプロジェクトをはじめ、領域横断的なアプローチで身体表現を追求してきた振付家、ダンサーのきたまりが、戯曲のダンス上演に取り組む。シリーズ化を見据えた第一弾ともなる今回、取り上げるのは、太田省吾の『老花夜想(ノクターン)』。のちに『水の駅』などの沈黙劇を手がける太田の初期戯曲だ。
本作では、12名の登場人物による、老娼婦をめぐるコミカルかつ酷薄で切ないやりとりをふたりのダンサーの身体と唄・囃子・太棹三味線の生演奏が担い、「老い」の背景に積み重ねられた時間を鮮やかに露出させる。言葉とつながりながら、言葉としては現れない「上演」は、演劇とダンスの境界線を見つめ、揺るがすものともなるだろう。
開催概要
スケジュール | 2021/10/22 (金) − 2021/10/24 (日) |
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会場 | 東京芸術劇場 シアターウエスト |
開館時間 ・休館日 | 公式サイトでご確認ください。 |
アクセス |
JR、東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋線池袋駅西口より徒歩2分、地下通路2b出口直結 |
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