2020/12/11 (金) − 2020/12/13 (日)
演劇を通して同時代の世界と出会う
国連教育科学文化機関(ユネスコ)と連携して活動している国際演劇協会(International Theatre Institute=ITI)は「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という前文ではじまるユネスコ憲章の趣旨に基づき、舞台芸術に関する情報交換と実践面での国際交流の促進を目的に、第二次世界大戦終結から3年後の1948年に創設されました。ITI創設から3年後の1951年、ITI日本センターが設立。以来60年以上にわたって、各国相互の理解を深めるため、さまざまな事業を行っています。
ITIのネットワーク内では、演劇を通じて平和の構築を目指す取り組みとして「Theatre in Conflict Zones(紛争地域の演劇)」と題するプロジェクトが行われています。日本センターでは『国際演劇年鑑』の調査・研究事業の一環として、2009年から「紛争地域から生まれた演劇」シリーズを始動。日本で知られていない優れた戯曲を、翻訳、リーディング上演、トーク、戯曲集の発行を通して紹介しております。今年はイスラエルの作家、モティ・レルネルの戯曲『イサク殺し』をご紹介します。
※日本初訳・初演(リーディング公演)
【紹介作品】
戦争のPTSDから逃れられない人々が演じるイツハク・ラビン首相暗殺劇。本国未上演、アメリカ公演で大激論を呼んだイスラエル版『マラー/サド』。
【作】
モティ・レルネル(イスラエル)
【翻訳】
村井華代
【演出】
小林七緒
【出演】
藤井びん、井上加奈子、上田和弘、辻京太、山崎薫、伊藤俊彦、荒木理恵、山下直哉、佐藤正宏、勝俣実秋、今野健太
音楽:諏訪創
以下の日程で、オンラインでのアーカイブ配信を実施
2020年12月18日 (金) 10時~12月24日 (木) 23:59
開催概要
スケジュール | 2020/12/11 (金) − 2020/12/13 (日) |
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会場 | 東京芸術劇場 アトリエウエスト |
開館時間 ・休館日 | 公式サイトでご確認ください。 |
アクセス |
JR、東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線、東武東上線、西武池袋線池袋駅西口より徒歩2分、地下通路2b出口直結 |