2020/12/01 (火) − 2021/01/24 (日)
瀬戸正人(1953-)はタイ国ウドーンタニ市に、日本人の父とベトナム人の母の元に生まれました。61年に父の故郷である福島県に移住、74年に東京写真専門学校(現・東京ビジュアル・アーツ)で森山大道と出会ったことがきっかけで、写真家を志します。
東京写真専門学校卒業後は、岡田正洋写真事務所に勤務、深瀬昌久に出会い、彼の助手となります。 81年よりフリーランスの写真家として活動を始め、96年には、特異な視点で都会に生きる人々を捉えた〈Silent Mode〉、〈Living Room Tokyo 1989-1994〉で第21回木村伊兵衛写真賞を受賞。独特な表現で注目を集める一方で、並行してバンコク、ハノイ、故郷福島を行き来しながら、ライフワークとしてそれぞれの街や自然風景、人々を記録し続け、現代日本を代表する写真家の一人として内外から高い評価を得ています。
本展覧会では、デビュー作〈バンコク、ハノイ1982-1987〉から、最新作〈Silent Mode2020〉にいたるまで、各時代の代表作を通じて、アジアとは何か、日本人とは何かを探ります。
開催概要
スケジュール | 2020/12/01 (火) − 2021/01/24 (日) |
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会場 | 東京都写真美術館 |
開館時間 ・休館日 | 公式サイトでご確認ください。 |
アクセス |
JR恵比寿駅東口より徒歩7分、 東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩10分 |