2019/08/03 (土) − 2019/10/20 (日)
美術館とまちをつなげ、まちの魅力を掘り起こすシリーズ「MOTサテライト」。
今回は、知らない土地の探検に欠かせない「地図」がテーマです。
「MOTサテライト」とは、東京都現代美術館(MOT)の活動を地域にも拡張し、作品鑑賞とまち歩きを通して、美術館周辺の「まち=地域」の魅力を再発見するシリーズ企画です。休館中は工場跡地や地域拠点を活用して展示を行なっていましたが、今回はこの春にリニューアル・オープンしたばかりの美術館をメイン会場として、まちなかにも展示スポット(MOTスポット)があります。これまで通り無料でご覧いただけます。
美術館の展示では、空想の都市の姿を詳細に描いた地図や、触覚や匂い、音などの感覚を表現した地図、そこに暮らす人の日常を可視化する地図など、さまざまな「地図」を紹介します。物語の断片を拾い集めるゲームブックや、質問に答えながら織り成すタペストリーも、まちとあなたの関係をマッピングします。海洋民族の作る不思議な海図や、ちょっとした誤解から描かれた古地図など、あなたの地図観を覆す地図も待っています。
最後の展示室で「冒険の書」をゲットしたら、そのまま清澄白河のまちを探検してみてください。MOTスポットを巡ったり、地図を見ながら自由に寄り道するのもいいですね。知らない土地と出会う手がかりであり、自分の視点を映し出す鏡ともなる「地図」は、この美術館のあるまち、そしてあなたの住むまちへのまなざしも変えるでしょう。
※入場無料
【参加作家】
今和泉隆行[地理人](いまいずみ たかゆき・ちりじん)
マリー・コリー・マーチ
光島貴之(みつしま たかゆき)
サトウアヤコ
orangcosong+進士 遙(おらんこそん+しんじはるか)
その他
東京都現代美術館の収蔵作品から、荒木珠奈、栗田宏一、ナイジェル・ホール、柳幸典の作品を展示。また、国立民族学博物館および株式会社ゼンリンの収蔵資料より、歴史的・民族学的な視点による地図のご紹介もいたします。
東京都現代美術館会場のみ、8月9日(金)~8月30日(金) の金曜日は21:00まで夜間特別開館。
開催概要
スケジュール | 2019/08/03 (土) − 2019/10/20 (日) |
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会場 | 東京都現代美術館 企画展示室 地下2F および MOTスポット7箇所 |
開館時間 ・休館日 | 【開館時間】公式サイトでご確認ください。 |
アクセス |
東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、 都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩13分、 東京メトロ東西線木場駅3番出口より徒歩15分、 または「木場駅前」バス停より、とうきょうスカイツリー駅前行、錦糸町駅前行乗車、「東京都現代美術館前」下車、 都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩15分、 または「菊川駅前」バス停より、新橋行、東京駅丸の内北口行乗車、「東京都現代美術館前」下車、 JR東京駅丸の内北口よりバス、 錦糸町駅前行、「東京都現代美術館前」下車、 JR錦糸町駅よりバス、 東京駅丸の内北口行、「東京都現代美術館前」下車 |